トップページ | いつもの日曜日 »

2006年1月 7日 (土)

歯医者へ行く

  2006年と同時に始めようとした、このブログ。うまくいかずに、半ばどうでもよくなっていましたが、ちょっとしたハプニングが起こったことを機に、書き出してみようと思います。こんな滑り出しで不安ですが、どうぞ温かく見守ってください。

1_1

 

今日、歯医者に行った。この勇気ある行動を讃えてもらわないと!

 昨夜、左下奥から二番目の歯の銀の詰め物が、外れてしまった。フロスで歯間掃除をしている時だった。とっさに、半年ほど前に海外でボランティアをするための訓練を受けていた最中にも同じことが起こったことを思い出した。あの時は、日本を発つ前でよかった~と心底思った。ここはフィジー。厄介なことになった。この国の医療事情を思って、しばらく途方に暮れてしまった・・・。

 この国では虫歯になってしまえば、潔く抜いてしまうのが一般的。技術も清潔な設備や器具も、ほとんどないと言っていい。抜かれるくらいなら、残りの任期、このまま我慢した方がずっとましだ、なんてことを思ったり、不安な一夜を過ごす。

 今日の午前中、知り合いのインド人がこのサブサブという小さな町で唯一の私立の歯医者に案内してくれる。薄暗い受付にやっぱりこんな感じか・・・と落胆し、他に客がいないのですぐに診察室に通され、焦ってしまう。診察の椅子がひとつと、壁側に簡単な棚があって、器具などがパラパラと置かれているだけ。

 インド人の若い女医さんに、とりあえず見てもらう。知り合いの母娘、手伝い?の私服のインド人男性、みんなに覗き込まれる。本人を除いて、ヒンズー語で何かしらやりとりをしている。抜くのがベストだ、なんて話になっていたら困る。「抜歯だけはしたくない。(外れた詰め物を見せながら)同じような詰め物を作ることができますか? できないなら、他に行きます。」と言ってみた。できるらしい。本当かぁ? 結局、少し虫歯になっていた箇所を削り、セメントを重ねて、同じ詰め物を戻しておしまい。本当に頼りない手付きだった。こんなのすぐに外れてしまうのだろうけど、下手にいじられて、どうしようもなくなるよりは、ずっとまし。銀の詰め物だって、その場で20分ほどで作れると言ったのだから、疑わしくてしょうがない。とりあえず、ちゃんと食べ物が噛めて、味わえれば、応急的な処置でよしとしなければ。

 診察料、18フィジードル(約1300円)。これは、例えば電気代1カ月分、水道代3ヵ月分に相当する。帰り際に、学校を卒業したばかりという、きれいな女医さんが、詰め物が外れたら無料にするから、いつでもおいでと言った。外れそうな気がするのかい??

|

トップページ | いつもの日曜日 »

「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/19626/277554

この記事へのトラックバック一覧です: 歯医者へ行く:

トップページ | いつもの日曜日 »