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2006年4月13日 (木)

国会議員か農夫か

 会議のために、首都スバに行く。この街はいつ来てもせわしない。もの凄い排気ガスを吸いながら、バスを乗り換えて片道1時間もかけて毎日通勤している同期Uちゃんに心から同情してしまう。それだけでも、あなたは偉いよ。

 ゆったり、のんびりしたサブサブでのほほんと暮らしている私も、スバに来たら気を引き締めて街を歩く。そんな街の真ん中で信号待ちをしていたら、1人のおばさんが話し掛けてきた。私が今していることを一通り話すと、そのスーザンというおばさんは「この国にボランティアに来てくれて、ありがとう。」と言ってくれた。同じ話をしても、「給料はいくら?」と単刀直入に尋ねてくる現地人が多くて、ボランティアしている、そのこと自体にありがとう、なんて言われたのは初めてだった。ただ感激した。何かと思い悩んだり、ここに来た目的さえ見失いそうになることがある中で、スーザンのような人に出会えて、本当に救われた気がした。

1_31  夜、フィジー人のお父さんに食事に連れて行ってもらった。お父さん、何と長年勤めた中央省庁を先月退職して、国会議員選に出馬していた。びっくりしたけれど、そう言えば先月会った時に大臣になるとか、ならないとか話していたので、私が話をよく理解できていなかったらしい。食事中に「ヒヒ~ン、ヒヒ~ン」(馬の鳴き声が父の携帯の着信音)と首相から直接電話が入ったり、忙しそうにしていた。もし落選したら、村に戻って農夫になるらしい。そっちの方が幸せそうだなぁ、なんてぼんやり思ってしまった。

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