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2006年5月 5日 (金)

父であります

 一日中、雨がしとしと降って肌寒い。フィジーでも最近ようやく、朝晩は涼しくなってきた。

 今日はフィジーではYouth's Day、日本ではこどもの日。1歳2ヶ月になる甥っ子の節句のお祝いをにぎやかにやっているだろうと思って、実家に電話をかけた。母が出て、まずは昨日の津波のことを尋ねてきた。昨日の早朝、お隣のトンガ王国で大きな地震があって、フィジーやニュージーランドにも津波警報が出された。私が起きた6時にはそれも解除されていて、何事もなかったけれど、そのことが日本でもニュースになっていたということに、むしろ驚かされた。友達や親戚が心配してメールをくれたというのに(ありがとうございました)、うちの親はのん気なもんだ、と思っていたけれど、一応電話してくれたらしい。それが私が学校に行っている時間だったので、つながらなかったけれど、電話回線が無事なのできっと大したことなかったのだろうと大胆な判断を下したらしい。それって、どうなの?? 酔った父が後ろで「はよ(早く)、代わらんか!」と騒ぐ中、母は動じずに、私の町の伝統行事を取材に来ていたNHKが、ついでに甥っ子の節句の様子も撮ってくれて、近々放送されると嬉しそうに話していた。

 そして、父の番。職人の父は普段は無口なのに、酔ったらしゃべりまくってかなり厄介だ。母が話した同じことをもう一度繰り返す。そして、はるばる兵庫からお祝いに来てくれたおじ、おばにも電話を回したが、その間も父はずっと、「(電話代がかかるから)はよ、切らんか。」「はよ、(自分に)代わらんか。」と矛盾することを言い続けていた。おじなんて、「元気か? じゃあ。」と大笑いしながら、ようやく言っただけだった。そして、また父。「津波は大丈夫やったか?」「さっきも話したやろ!」「あぁ、そうか。駿(甥)はねぇ、NHKがずーっと撮ってくれてねぇ。」「聞いた、聞いた。」「あ、津波は何もなかったってね。そうか。じゃぁ、元気で頑張れ。」と。

 現在、57歳。もうそろそろ、おとなしくなってくれてもいいかと思うけれど、海に潜りに行くわ、自分の名前を付けた公園を作るわ、飲んで騒ぐわ…ほどほどにしないと、孫に嫌われますよ。

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