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2006年9月 9日 (土)

カナカナ村に行く

 初めて訪ねる家に持って行くという習慣のあるヤンゴナの代わりに大量のパンを買って、これまた大量の野菜や食料品を買い込んだイリと10時半のバスに乗り込んだ。終点のナプカまで片道4時間半もかかるこのバスに乗るのは、なかなかタウンに出て来れない村の人たちばっかりで、みんなものすごい荷物。バスが停まる度に近くの人に手伝ってもらいながら、窓から荷物を降ろすものでとても時間がかかる。タウンから30分離れただけで未舗装の道路になって、おんぼろバスがそこを砂埃を巻き上げて走り、本も読めないくらいガタガタ揺られること3時間、ようやく念願のカナカナ村に到着。

 イリは小学校の校長で、学校の敷地内の職員住宅に住んでいる。農家の旦那さんとの間に7人の子どもがいるけれど、家に残っているのは3番目のジュニアだけ。そして、親戚でもないのにいつの間にか住み着いたらしいビリアメの4人暮らし。みんなでダロ、キャッサバ、ヤンゴナなんかを作っているらしい。荷物を運ぶためにバス停に待っていた旦那さん、レオニは深みのある優しさをかもし出す人で、私はずっとタタ(フィジー語でお父ちゃんの意)と呼んでいた。3_21 家に着いてすぐに出された昼ごはんはキャッサバとタコの炒め物。タコじゃないみたいに軟らかくて、おいしくてバクバク食べていたら、イリに「おいしそうに食べる子ね。あなたが食べているのを見ているだけで幸せだから、もっと食べてよ。」と言われてしまった。光栄です…。満腹になって、イリとタタと並んで昼寝をして、夕方ジュニアと村の中を散歩。日が暮れて辺りが真っ暗になってから、この村に電気がないことを知ったのだった。イリの家は自家用ジェネレーターがあって電気が使えるので、豪華な夕食を食べさせてもらっている間に村人が次々と集まって来て、30人くらいでヤンゴナを飲んだ。いつもは1杯だけで、後は断るけれど、今日は特別に小さなカップを準備してくれたこともあって、久し振りにずっと付き合った。まずかったけれど。まったりとヤンゴナを飲みながら、ギターを弾いておっちゃんたちが歌う。フィジー系の人たちは小さい時から教会で鍛えられているからか、非常に歌がうまい。あんなに歌えたら楽しいだろうなぁ、とうらやましくなった。

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