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2007年5月 8日 (火)

やまぶき色の街

2_7 7時起床。同室者、全員睡眠中。電気をつける訳にいかず、手探りで洗面具、タオル、着替え、食料が入ったビニール袋をかき集める。温かい紅茶をゆっくり飲んで、朝ごはんを食べ、身支度を整えて8時頃部屋に戻ったけれど、まだ全員夢の中。こんなものなのかな。私は旅先での時間が惜しいけどな、旅先だからこそゆっくり寝てるのかな、なんて思いながら全ての荷物を引きずり出して、ダイニングで荷作りした。本当はここでできるらしい氷河ウォークをしてみたかったけれど、1週間で欲張ってあっちこっち回ろうとしているので、省かざるを得なかった。9時前にまた長距離バスに乗って、14時半頃ワナカという湖に面した紅葉がきれいな街に到着。

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 やまぶき色や朱色が街中に溢れていた。風はきりりと冷たいのに、秋ってどこか暖かな感じがする。宿でチェックインを済ませて、すぐにワナカの街が一望できるMt. Ironのトレッキングに向かった。登山口まで徒歩30分、そこから遊歩道が整備されているとは言え、標高550mの山を登るのはたやすくなくて、運動不足のために心臓をバクバクさせながら40分ほどで頂上に到着。街と湖と遠くの山々の大パノラマにぽっかり口が開いたまま。休憩しながら景色を眺めている私の前を犬を連れた半袖、短パン姿の中年夫婦や小さな子どもを背負ったお母さんたちが絶景に目もくれず、すたすた通り過ぎていく。NZには健康志向の人が多い、と聞いてはいたけれど、すっかり感心してしまった。

 今夜泊まった宿の受付にいた若いお兄ちゃんが私を見て、「日本人?」と尋ねてきた。「そうです。」と応えたら、「俺が大ファンのボストン・レッドソックスにダイスケ・マツザカが加わったんだけど、彼は本当にすごいピッチャーだ!」と意気揚々と語り出した。知ったかぶって「彼は高校時代から、全国屈指のピッチャーだったよ。」なんて言ったら、それはそれは嬉しそう。その勢いで通常NZ$2(160円)の布団レンタル料を「誰にも言っちゃダメだよ。」と小さく言っておまけしてくれた。こんなところで松坂大輔の恩恵にあずかるなんて、ありがたい。

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