« やまぶき色の街 | トップページ | 目印をまんまと見逃す »

2007年5月 9日 (水)

南半球のアルプス散策

1_16 まだ薄暗いワナカを発ち、NZ最高峰のマウント・クック(3754m)へ。さすがに“南半球のアルプス”と呼ばれるだけあって、バスを降りるなりサザンアルプス山脈の絶景が目の前に広がった。ここではひたすらトレッキングをすることにしている。周辺に遊歩道が何コースも整備されていて、初心者でも、特別な道具がなくても大丈夫、というのでとても楽しみにしていた。

 ここで2泊するユースホステルにチェックインして、さっと昼ごはんを食べて、早速Hooker Valley Track(往復4時間)を歩き始めた。天候が不安定で1年の3分の1以上は雨が降るらしく、ここに来る途中は見えていたマウント・クックの姿は雲に隠れていた。くもり空の下、♪夏が来れば思い出す はるかな尾瀬 遠い空、と口ずさみたくなるような景色の中を進む。2_8どんどん雲行きが怪しくなり、突風が吹きつけるようにもなって、深い谷にかかる2つ目のつり橋を渡り切れず、あと15分もすれば目的地、というところで引き返すことにした。座り込まないと、吹き飛ばされそうな風だったのです。結局、今日はマウント・クックが見れなかったけれど、きりっとする寒さの中、フリース、マフラー、ニット帽で体を温かくして雄大な自然の中をとことこ歩くのは、数日前に熱帯魚を眺めながらゆったり泳いだのと同じように、何か大きなものにふんわりと包まれているような錯覚がして、とても気持ちいい。そして、娘がふらふらとどこにでも行ってしまうのでハラハラしているかもしれない両親に、こういうことを全身で満喫できる丈夫な体をもらって、しばし感謝した。

|

« やまぶき色の街 | トップページ | 目印をまんまと見逃す »

「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

ほんとそうだなーーー。
丈夫な身体もらったからこそ、こうしてふらふらできるんだよね。なんだか少し泣きそうになるわ。
私はもうツバルが楽しみで楽しみで!!!

な→私もツバル、楽しみ! やっぱり生魚をかじるのかな?

投稿: aoumigame | 2007年5月22日 (火) 22時56分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« やまぶき色の街 | トップページ | 目印をまんまと見逃す »